子どもにどんな本を与えたらよいのかわからないという方はいらっしゃいませんか。
そんな保護者の皆様のための本のご紹介のページです。
絵本
絵本選びは本当に楽しいものです。ただジャンルがたくさんありすぎるのが困りものです。
さまざまなジャンルの絵本をご紹介させていただきます。
過去にご紹介した本は、上のバックナンバーのボタンからどうぞご覧ください。
とべバッタ

出版社名:偕成社
著者名:田島征三(著)
発行年月:1988年7月
ISBN:978-4033311401
珍しく古典的な作品です。
前を向いて生きていこうとするバッタの力強さに感動する物語です。
昆虫の大好きなお子さんはもとより、読み聞かせをする人にもきっと勇気を与えてくれる絵本だと思います。
とんでもない

出版社名:アリス館
著者名:鈴木 のりたけ(著)
発行年月: 2016年2月
ISBN: 978-4752007302
人間って大人も子どもも他人がうらやましく思えるものです。
でも実際はなってみないとわからない苦労があるものです。
なるほどと思える絵本です。
てがみがきたな きしししし

出版社名:ミシマ社
著者名:網代幸介 (著)
発行年月: 2021年6月
ISBN: 978-4909394538
不気味な絵が子どもたちにどう映るかと感じますが想像力を引き出してくれそうな絵本です。
手紙をもらう人の気持ちと共に、配達する人の苦労などもお話しできたら素敵だと思います。
うんこ<新装改訂版>

出版社名:鈴木出版
著者名:みやにし たつや (著)
発行年月: 2020年12月
ISBN:978-4790254218
子どもたちはうんこが大好きです。
単に笑わせるだけの内容ではありません。
生き物の多様性は生命を維持するために必要なうんこの多様性でもあることに気づかされます。
またうんこと食物の関係なども配慮された小さい子どもも楽しめる絵本です。
おもいおいも

出版社名:教育画劇
著者名:木坂涼 (著), どうなつみ (絵)
発行年月: 2019年9月
ISBN: 978-4774621852
おいもを食べる私たちの想いを感じているおいもさん。
他の登場人物がその大きいおいもさんのことを重いと言うので泣いてしまいます。
そんな優しいおいもさんの気持ちに共感できる絵本です。
いちにちだじゃれ

たくさんのドア

出版社名:主婦の友社
著者名:アリスン・マギー (著), ユ・テウン (絵), なかがわ ちひろ(翻訳)
発行年月: 2018年2月
ISBN:9784074264728
子どもたちは自分の未来を夢見ながら成長していきます。
そんな子どもたちが自分の可能性を信じることを手助けしてくれる絵本です。
目には見えない大きな力が支えて下さっているという安心感によって、
子どもたちはもちろん、読み聞かせる大人も勇気をもらえる絵本です。
きみとぼくがつくるもの

出版社名: ほるぷ出版
著者名:オリヴァー・ジェファーズ (著), tupera tupera (翻訳)
発行年月: 2021年6月
ISBN:978-4593102143
帯に書かれている翻訳者の言葉にうなずきました。
「親は子どもを導く存在なのではなく、いっしょに手を取り合って生きていく仲間。
さぁ、どんな未来をつくっていこうか?」(tupera tupera )
手を取り合う関係というのは対話によって築かれていくものだと思います。
この絵本を通して親子の対話をしていただければと思います。
図鑑
幼児向けの図鑑選びは本当に難しいものです。難しすぎては関心を示してくれないからです。
名前を知らない対象を見つけるために眺める図鑑と名前を知っている対象について詳しく知るための図鑑など用途に応じた選び方ができるといいですね。ご参考にして頂けたら嬉しいです。
ポケット図鑑 日本の昆虫1400

監修:伊丹市昆虫館
編著:槐 真史
出版社:文一総合出版
発行年月:2013年4月
ISBN 978-4829983027
非常に難しい昆虫調べを一気に解決してくれる図鑑です。
①チョウ・バッタ・セミと②トンボ・コウチュウ・ハチの2分冊になっています。
昆虫を捕まえることができたら、検索のページからどこを見ればよいかがわかるしくみになっているので、昆虫に詳しくない方でも名前が調べられます。
見てみたい方は園長までお声かけください。
子どもと一緒に見つける 身近な生きものさんぽ図鑑

監修:NPO法人自然観察大学 (著, )
出版社:永岡書店
発行年月:2021年4月
ISBN 978-4522438930
動物の観察は非常に難しいものですね。いつ現れるかこちらにはわからないですからね。
名前を調べるだけでなく、そんな動物との付き合い方もわかる図鑑です。
わなの仕掛け方や小鳥のえさ台の作り方などについても触れられています。
サイズもコンパクトですし、お値段もまぁまぁリーズナブル(1300円)です。
どうぶつおやこ図鑑

著:マヤ・セーヴストロム
訳:井上舞
出版社:化学同人
発行年月:2020年12月
ISBN 978-4-7598-2049-2
まず、ほっこりとする絵に癒されます。
内容的には動物の妊娠、出産、子育ての生態について簡略に書かれていますから、親子でコミュニケーションしながら楽しめる絵本です。
漢字が含まれていますので、子どもがひとりで読めない点を除いて、本当に素晴らしい内容です。
きょうりゅうのずかん

作:五十嵐美和子 監修:富田京一
出版社:白泉社
発行年月:2020年06月
ISBN 978-4-592-76267-6
男の子が大好きな恐竜の図鑑です。
恐竜研究の分野は進歩してきています。最新の学説に基づいた解説文が魅力の図鑑です。
恐竜に関する仕事に就くにはどんな学校や職場を選べばよいかが説明されており、子どもの夢が広がる可能性をもっています。特にお薦めの図鑑です。
子育てに関する本
空気を読みすぎる子どもたち

監修:古荘純一
出版社:講談社
発行年月:2020年06月
ISBN 978-4-06-520126-8
私たち卯之町幼稚園の職員は子ども一人ひとりが特別な存在であることを伝え、自己肯定感を育むことを大切にしています。でもふとした瞬間に、子どもが空気を読んでいること気づかされます。
「早くできるようになってほしい」「いう事を聴いてほしい」
と、願っていることが無意識のうちに態度に出て、圧力になってしまっているからです。そんな時に読んでいただきたい本です。
「プレッシャーをかけていないかしら?」という悩みは保育者も、保護者も同じです。図解が多くわかり易い本です。手にして頂けたらうれしいです。